IP-S2(車載型3Dモービルサーベイシステム)

IP-S2
移動体計測システム(IP−S2シリーズ)
IP-S2 Lite 走行路線の360°動画を取得!  車載型モービルマッピングシステム
IP-S2 走行しながら地理空間情報を取得! 車載型3Dモービルサーベイシステム
IP−S2は、GPSアンテナ、レーザースキャナー、カメラを搭載した車両で走行しながら周辺の
3次元情報を効率的にデータを取得するシステムです。
「より広範囲をより速く」3Dデータを取得するこのシステムで地理空間情報の構築が容易に出来る。
 全方位カメラによる360°道路周辺の連続画像を取得ができ、走行するだけで道路周辺の3D形状情報を高速に取得できる。
このシステムにより様々な対象物の特定・把握・抽出を容易に行う事が可能となり、短時間で高効率・低コストで3D空間情報の
構築を可能とするシステムで、様々な分野で対応し活躍します。
IP-S2 Lite
IP-S2 動画取得サンプル
走行するだけで360°動画を取得!
・走行車両から360°全方位カメラ映像を撮影。
・カメラ映像から位置情報やポリゴンを取得。
・実写から走行路線周辺の3DCGを作成。
・GISソフトとの融合。
システムの流れ
観 測 観測区間を走行する。
解析処理 観測区間を確認しGPS・画像との解析処理を行い360°の動画を作成。
GISとの連動 GISデータベースの作成に伴い映像内にて3次元座標の抽出及び対象物の計測(距離・高さ・座標等)の取得が可能。
都市計画などの景観シュミレーションにも応用が出来る。
活用用途 ・撮影画像より距離・高さの計測が可能。
・360°の動画により現況を確認しパトロールしているかのように事務所にて現況把握が出来る。
 (管理者にとっても現場に出向くこと無く現地の把握が出来る。)
・行政相談への効率化と管理が出来、概略の計測機能で作業を効率化
 現場に行かなくても対応が可能に!
  住民からの事故によるガードレールや標識などの破損や、道の段差解消、街路樹の剪定などの要望などを受けたときにも、
 道路台帳図面を探すのではなく、スムーズに現場の状況を把握し、対応することが可能です。
 以前は、道路や街路樹、防護柵など付属施設の幅や高さなど、おおよその寸法を急いで知りたい場合でも、
 図面から計測したり管理台帳で確認していたが、このシステムの導入で任意の2点間の距離がすぐに分かります。
 そのため、問合せがあった場合にも、寸法確認のために現場に行く必要が無く、
 事務所内で検討や対応方針を決めてから現場での確認を行うことができ迅速な対応ができます。
・各種台帳の管理が可能。
(道路台帳の平面図の修正、標識、道路表示等の整備計画、データーベースの管理が可能となります。)
IP-S2 画像情報と点群データ
IP-S2点群データ
走る測量機!(車載型3Dモービルサーベイシステム
・複数センサー情報を位置情報と連動。
・高精度GNSS(GPS+GLONASS)により絶対位置を高精度に決定。
・スキャナーで道路周辺の3D形状情報を取得。
・360°カメラで全方位走行連続画像を取得。
IP-S2は走行するだけで道路周辺の3D形状情報を高速に取得できるシステムです。
360°の動画情報と3D形状情報を組合せることにより、多種多様な情報を抽出することが可能で短時間で効率良く3D空間情報の構築が可能。
システムの流れ
観 測 走行の計画を立て観測区間を走行する。
データ後処理 GPSデータ、点群データの処理を行い多種多様の用途に伴い必要なデータの抽出を行う。
3次元モデルデータ及び必要な計測データの作成が出来る。
(出来高計測、地形計測、断面計算、災害調査、GISデータ構築等)
活 用 用 途 取得できる3D点群データは様々な用途で活用出来る。
点群データからの図面作成。
(地図情報及びGISのデータの重ね合せ、道路台帳等の平面図作成、)
簡易測量・調査。
(道路の変状調査、距離・高さ情報の取得。)
道路隣接の構造物(トンネル、歩道橋、急傾斜法面等)調査。
(道路走行時確認出来る構造物の形状調査データの抽出が出来る。)
管理データによる必要な属性情報の抽出。
(道路標識、道路表示、橋梁、トンネル等の位置情報の管理・構築が出来る。)
現 場 革 命
今までは箇所毎に写真撮影、実測をしていたものがIP-S2により作業の効率化及びコスト面においても安価を遂げている。
IP-S2
・全方位カメラ取得した画像からGNSSやIMUの
 データと複合的に後処理解析を行い、カメラ位置の
 三次元座標を取得するシステム。
IP-S2
・GNSSデータをベースとして後処理キネマティック解析。
・GNSS衛星が捕捉できない場合、IMUやエンコーダ
 データとの合成解析を行い、車両位置を連続的に算出。
利 点
・全方位360°の動画で現況確認が行える。
・撮影画像より長さ、高さの寸法計測が可能。
・緊急時(事故、災害)に現況把握するため
 対策会議等の資料として動画が見れる。
・行政相談への対応に動画が効果あり。
・標識、看板等の管理台帳をデータベース管理が可能。
・業者との打合せも現地に行く事なく指示が出来る
 又事務所にて打合せ時も画像が役立つ。
・毎日、パトロールしているかのように画像を見ることが出来る。
取得データ 取得したデータは多種多様及び幅広い分野に活用が出来る。(動画作成、点群データ取得)
IP-S2による動画データ IP-S2による点群データ
IP-S2 動画データ画面
IP-S2 点群データウィンドウ
航空写真等と点群データの重ね合せ  
IP-S2 点群データと航空写真の重ねあわせ
走行速度によるが40km/hで点群間隔は、15cm点群データの間隔の密度を詰めるには、走行速度を低速走行もしくは路線往復により点群密度が詰まる。
 
 
活用方法
地図と映像の連動(位置情報も取得するため連動が可能)。 距離・高さ計測機能(道路幅員、構造物寸法、電柱、電線、標識等)
IP-S2 地図連動画面
IP-S2 計測機能画面
緊急時の現況確認可能。(事故、災害等) 行政相談への対応に便利。(意見や苦情等の場所・状況確認)
IP-S2 緊急時対応例
IP-S2 状況確認例
活用方法
道路標識・看板等各種台帳管理。(データベース管理) 日頃の管内道路の状況把握に便利。
      (パトロールしているかのように)
IP-S2 データベース例
IP-S2
点群データから道路台帳図の更新が出来る。 点群データから道路の簡易断面、縦断図の形状確認が出来る。
IP-S2 道路台帳図更新など
IP-S2 トンネル計測
トンネル計測 トンネルの壁面を連続的に撮影しIP-S2による点群データを重ね3Dデータと
内空状況のクラック(ひび割れ)調査等のデータと合成しトンネルデータとして作成できる。

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